俺の妹がこんなに可愛いわけがない 著 伏見つかさ

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)
 俺の妹・高坂桐乃は、茶髪にピアスのいわゆるイマドキの女子中学生で、身内の俺が言うのもなんだが、かなりの美人ときたもんだ。けれど、コイツは兄の俺を平気で見下してくるし、俺もそんな態度が気にくわないので、ここ数年まともに口なんか交わしちゃいない。キレイな妹なんかいても、いいことなんて一つもないと、声を大にして言いたいね(少なくとも俺にとっては)!
 だが俺はある日、妹の秘密に関わる超特大の地雷を踏んでしまった。まさかあの妹から“人生相談”をされる羽目になるとは──!?

 タイトルが間違っているな、こんなかっこいい兄貴がいるはずがないにするべきだ
 電撃文庫メールマガジンでタイトルが発表された時点から大分インパクトのあるタイトルに多少話題になっていたのですが、予想していた方向にはぶっ飛んでいなかったので多少拍子抜けした感じ
 ただ、後半の展開は熱い、妹の趣味を受け入れきれてないながらも、それないの理解を示し、さらに昔気質のオヤジに向かっていく姿というのは男ながらに惚れた、それ以外もキャラクターメイキングがなかなか上手いので、本当に十三番目のアリスと同じ作者かと疑ってしまった
 しかし、リアル妹ってこんな感じなんでしょうかね、妹属性ってないし、知り合いに妹持ちもいないので何とも分からないのですが