川村丈夫 投手 背番号16

 厚木高−立教大−日本石油 1996年ドラフト1位
 アトランタ五輪銀メダルメンバー、プロ入り1年目で10勝(新人王は澤崎に取られる)という好成績、3年目も17勝(最多勝は上原に取られる)と輝かしい成績を残している
 しかし、その後故障から復帰後はパッとしない成績が続き、先発としてはスタミナ不足という点もあり2004年には中継ぎに転向、夏場に疲労から離脱したものの58試合に登板、チーム前半の好成績の立役者となった
 中継ぎになってからはほぼストレートの投球となっているが、球速以上に速く見える速球は中継ぎでなかなかの効果を見せていたが、時期によってムラが激しいのが難点、来年以降はシーズン通してセットアッパーの地位にいるのが目標だろう
 たまに先発をやらせてみたいという声も聞くが、去年一昨年の投球内容を見ていると、シーズン通してローテーションを守るスタミナはなくなっている印象なので、現状は中継ぎが天職だろう