魂振の協奏曲 著 北沢大輔

魂振の協奏曲 (集英社スーパーダッシュ文庫)
 葦原音矢は、由緒ある神社の跡取り息子。幼なじみの来栖真那実、許嫁の大内斎や美しい巫女たちに囲まれて、神楽の練習に励んでいる。しかしある日、揺れる恋心に思い悩んだ斎は、舞うことが出来なくなってしまう。そんな音矢たちに襲いかかったのは、誰もが目を疑う相手だった……!!
 対ニセ仮面ライダーなどに代表される自分のシャドウ的存在とのバトルというのは燃える展開ではあるのですが、何故かそんなに物語に入り込んでいけなかった
 まあ、ハーレムものの主人公にありがちな「何故か良くわからないんだけど周りはみんな主人公に惚れている」という状態であまりにも主人公のキャラクターがそれを納得させるには弱いというのが原因なんだろうけど、ラブひなですら説得力は少しはあったというのに(あれは描写期間が長かったおかげとも言うが)