電撃!!イージス5〈Act.2〉 著 谷川流

電撃!!イージス5〈Act.2〉 (電撃文庫)
 谷川作品にしては、とても真っ直ぐでシンプルで、変化球を投げずに仕上げきった感じのある今作、これと「絶望系 閉じられた世界」が同じ作者の作品だとは誰も思うまい
 ハーレムモノにも関わらず、ヒロインは完全に1人に決まっていた感じはあったが、一体何時の間にメインヒロインになっていたんだろうか巴は、何せ前回の感想の時に「読んだ5秒後には内容を忘れてしまいそう」とか言っているくらいだから、完全に忘れてしまった
 しかし、キャラクターの使い方が随分と贅沢な作品だった、無口な少女も底抜けに明るいキャラも妹もさほど使用しないで、掘り下げずに巴メインでやっていくもんだから、もうびっくりだ、いっそキャラクター減らしても良いんじゃないかと思ったくらいに