堤内健 投手 背番号47

 宮崎日大高−日本大 2002年ドラフト9巡目
 日本大学時代は、140キロ台後半のストレートとフォーク、スライダーを武器に東都大学リーグの記録となる18奪三振を達成し、エース館山昌平(現ヤクルト)と共にドラフト候補として名前が挙がっていた
 ドラフトファンの評判は高く、何で9巡目で横浜が取れたのかという声もかなりあったのだが、堤内本人が横浜以外拒否という姿勢だったようで、この年のドラフト担当は多田野の問題を除いてはかなり上手い戦略を立てていた
 ドラフトファンの評判ほどには活躍はしていないが、プロ入り1年目から1軍の先発マウンドを経験、1勝をあげているが、2年目の今年は怪我でシーズンを棒に振り、シーレックスですら2試合の登板だけになった
 前評判ほどストレートの威力は無く、140キロ出ればいいところで、コントロールもかなり辛いものがあり2003年の1軍では15イニング投げて14四死球、2004年の2軍では6回2/3イニング投げて9四死球と、制球力をどうにかしなければ1軍どころかシーレックスのローテーションも危ないところ
 しかし、奪三振は高くフォークの切れ味も中々のものなので、前評判やシーレックスで記録したMAX147キロのストレートを1軍で記録し、コントロールをどうにかすれば1軍でローテーションを守ることもできるだろう
 まだ若い、今年のキャンプは1軍スタートで怪我の心配も無いようだし、夏場の1軍昇格を目指したい