吉村裕基 内野手 背番号31

 東福岡高 2002年ドラフト5巡目
 高校通産43本塁打の大砲候補の内野手で、当初ダイエーが中位指名予定だったのをウェーバーの関係で先に指名できる横浜が交渉権を獲得、東福岡の先輩村田修一と同じチームに同じ年に入団することになった
 高卒1年目で消化試合とはいえ1軍に昇格、中日の野口から初本塁打を放ち、シーレックスでも2003年12本塁打、2004年17本塁打と将来の中軸としての期待は高まっていく
 それならば優先して1軍で使ってもいいのでは、という意見も出てくるが、それをかき消してしまうのが、2003年のサード古木(20失策)以下という声もある程に、あまりにも恐ろしい守備である
 主な守備位置はサードであるが、2年間137試合のシーレックス暮らしで28失策というのは多すぎる、2004年のシーズン終盤に1軍でファーストの守備を見る機会があったが、こちらも思わず笑ってしまうほどに恐ろしかった
 吉村の打力を生かさない手はない、いっそのことファースト一本に絞って今年は守備に課題意識を持ちシーレックスで打ち込んで、隙あらばベイスターズのファーストを不動のものにして欲しい