木塚敦志 投手 背番号20

 浦和学院−明治大 1999年ドラフト2位
 明治大学時代は東大相手にノーヒットノーランを達成、新人ながら佐々木の抜けたクローザーに納まるほどの活躍で、2001年には最優秀中継ぎのタイトルを獲得
 その後、今までの使い続けられたツケを払う形となり、試合数も2002〜2003年の合計(64試合)で2001年(69試合)に届かないほどの怪我で戦線離脱
 今年は漸く調子を取り戻してきたようで52試合に登板、ただ疲れが溜まりやすいようで、注意して使わないとすぐに調子が下がってしまうのが難点
 低めのサイドスローから140キロ前後のストレートとスライダー、シンカーを武器になかなかのレベルのコントロールと内角に投げる事を恐れない気迫でバッターを打ち取る投球は、横浜の中継ぎでもトップクラスであり、使いすぎなければ絶対の安心を持って、マウンドに送り出していいだろう
 マウンドで土を掘り続け、打者に対して殺し屋のような目線で向かっていく肝っ玉投手、来年は勝ちパターンでの起用が主になるだろうが、どれだけ疲れを隠すことが出来るか、それが横浜の順位を左右するだろう