ばけらの! 著 杉井光

ばけらの! (GA文庫)
 とあるライトノベルレーベルからデビューした新人作家・杉井ヒカル。彼を取り巻く先輩や同期の作家たちは、驚くことにみんな美少女だった!
 ――人間じゃないけど!!
 ヒカルが住むアパートでは、株やパチンコに熱中する不良管狼作家イヅナや、ちっちゃな少女の姿でエッチなラブコメ作品を世に送り出す座敷童作家ツバサが、今日も元気に玉稿を執筆中……執筆してるはず!
「――羊はいいよ。羊だけは俺を裏切らないんだ。クリックすると必ず羊毛がとれるんだから」
 怖い編集に迫る締切。そんなときに限って起きるちょっとした事件!
 刺激いっぱいのラノベ作家生活、キミも一緒にはじめてみない?

 たまに思うのだが、ライトノベル作家という業界はレーベル問わずに横の繋がりが強い、というか仲良いよなお前ら、こんな内輪向けの小説出せるくらいなんだから、しかも何故かGA文庫
 ただ、作者が5年後くらいに落ち着いて読み返したとき大分死ねる気がするんですが、いいのか支倉凍砂といちゃついているのが流通してるんだぞ
 内容的には、なんともぶっ飛んでいる設定の割には普通にお話で、しかもキャラクターの説明そんなにしないで突き進むものだから、なんとも妙な違和感というか距離感が読んでいて生まれる
 まあ、おすすめするかしないか、と言われたらあまりしませんが、ただ1つ妙にチャンカン多い麻雀が気になった、俺も自分で上がった一度しか見たことない