ライトノベルの楽しい書き方 著 本田透

ライトノベルの楽しい書き方 2 (GA文庫)
 出版したライトノベル新シリーズ1巻目の売れ行きに気を良くした学園最強少女にして作家の流鏑馬剣。だが、そんな喜びも長くは続かなかった。学園一かわいい女の子・市古ゆうなさんが偶然にも始めた夏休みのアルバイトがきっかけで、剣の仮の恋人である与八雲と運命的に急接近……?
 そんなこんなのアクシデントで、剣は2巻目の構想に行き詰まり、担当編集・与心夏を困らせていた。状況を打開すべく、一計を案じた心夏は、自身の従弟でもある八雲と、絵師のぽんぽん先生を夏休みを使った合宿へと剣を誘い出す。その合宿で実際の三角関係を体感させ、2巻目の作品内容に反映させようというのだ。
 こうして、それぞれの思惑を秘めた夏の海を舞台にした、三角関係強化合宿がスタートする。だが、ライトノベルを完成させるための企画だったはずが、水着での騒動や海の生物が次々に登場するなど、予想外の怒涛の展開に……。
 果たして2巻は無事に完成するのだろうか、そして三人の関係はどうなるのか!?

 表紙の黒ビキニに釣られて買ったわけじゃない、ないったらない
 冷静に考えると、自分の経験のしたことのないことが書けないフィクションライターっていうのは致命的に向いてない気がするんだが、失恋とかファンタジーとか編集側から問われたらどうするつもりなんだろ姫宮美桜先生
 まあ、しかし三角関係といってもどうにも奪い合いになりそうな無いというキャラたちなので、どうにも三角という印象は薄いのですが、勝手にドツボにはまっていく剣はかわいくてよし、黒髪ロングは正義ですよ