きょうのひとりごと

 渋谷まで本日公開の映画を見に行ってまいりました、そう「ひぐらしのなく頃に」実写版である
 http://www.higurashi-movie.com/
 まあ、公開初日でネタばれ全開なのもあれ何で隠しつつ感想を
 杉本哲太はもう少し仕事を選ぶべきだと思う
 とりあえず物凄いチンピラ風の富竹さんに会場の何割かが吹いていたことを除けば(ただ、あれは反則だと思う)、まあ中高生が多い割には割と客のマナーが良い時に当たったみたいで、じっくりと見ることができたのでよかった(16時半開始の渋谷ってのが良かったのかもしれないが)
 圭一たちの演技にしてもなかなか熱の入った演技のする子たちで、最初みたいな実写とアニメのキャストの違和感というのは見ていく中で薄れていったのでまあ安心、特に入江先生なんか生き写しかと思った
 鬼隠し編ベースで多少L3やらの単語を散りばめて話を作ったのですが、劇場まで足を運ぶ人なんかは基本的な話のベースは頭に入っているんだろうし、もう少しあっと驚くオリジナル展開があってもいいとは思った、あのまま事件の真相を暴いてくださいで終わるのは、単品映画としてはきつい部類に入るオチだと思うんですよ、要は投げっぱなしで話が終わるんですから、原作を知らない人が見たらなんじゃこりゃで終わるだろうし
 ついでに言えば部活シーンを省いているので(実写でやられてもきついだろうからこれは正解だと思いますが)沙都子と梨花の影が薄いなんてもんじゃなかった、沙都子かわいかったのに
 ただ、もう少しひどい原作レイプを想像していたのですが、案外しっかりと出来ていたので「案外面白かった」という感想で落ち着くんじゃないだろうか、原作を知っている人限定ですけど
 ちなみに仮に原作を知らない人が一からこの映画を見始めたとしたら、相当低い評価になってしまうことは確実でしょう、だって話としてオチてないんだから
 なお、映画の最後で発表されてましたが次回作があるようで、劇場で観た人の何人が見に行くかは神のみぞ知るか、原作をもう一回実写で見てみようという人間がどの程度いるかは知らないが