ご愁傷さま二ノ宮くん5 著 鈴木大輔

ご愁傷さま二ノ宮くん5 (富士見ファンタジア文庫)
 二ノ宮家に緊急事態発生!最強生物・二ノ宮涼子の留守中に、何者かが襲撃をしかけてきた!しかも黒ずくめで完全武装のあからさまにプロな人たち。いったい何が目的なのか?などとノンキに推測する暇もなく、襲撃者たちの手を逃れた二ノ宮くんは疾る。真由&麗華を抱え、「ある」という噂の秘密の脱出口を目指す!いつになく男らしい二ノ宮くんの勇士に、迫る危機をひとまず忘れ頬染める真由と麗華。武装集団とのバトルに加え、恋の死闘がやっぱり再発?命がけのラブに、時と場合は関係ありませんっ!?いろんな意味で陥落寸前な二ノ宮くんに、明日はあるのかっ!?大ン人気サキュパスラブコメ、今度はとってもダイ・ハード
 一巻を読んだのが2004年の話であるから久方ぶりの話である、ずいぶん酷評していた気がするが、あれからシリーズは結構続いているし、アニメ化もしてるから割と面白い展開になっているのだろうか、と思ってシリーズ一気に買ってみたのだが、今後勢いだけで行動するのはやめておこうと思った
 ラブコメと銘打っている割には、このシリーズ恐ろしいほどシリアスな展開なのである、肩肘張って読む緊張感のあるラブコメというのも珍しいのだが、ある意味時代を先取っていたのかもしれない、昨今のスクールデイズとかよりかはゆるいが
 ある種、富士見が弾け切れてない証拠だったというかこのレーベルらしいといえばらしいのか、この硬さは