ボクのセカイをまもるヒト 著 谷川流

ボクのセカイをまもるヒト (電撃文庫 (1168))
 良くも悪くも谷川節が全開で、ファンなら楽しめるのだろうと思う反面、この独特の雰囲気をもつ地の文はファンじゃないと辛いだろう
 話の内容としては、特に作者が大好きなSF色の強いものでもなく、掲載されている雑誌の雰囲気に合わせて書いたといった感じ、悪く言えば奇抜さも目新しさもそんなに無く、作者と作風が水と油みたいに分離しそうになっている不思議な作品
 まあ、谷川流好きな人ならおすすめしますが、それ以外にはあまりお勧めは出来ない